1年越しのリフォーム完成

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先月完成記念に北海道の富良野・美瑛・大雪山へ行ったリフォームがやっと完成した。設計は全部自分で行い、色や備品も全部決めた。基礎的な部分は専門家にお願いし、床や壁面の大理石張り、外壁のレンガ貼りは全部自分たちで行った。半年の予定が想定したよりも壁面の大理石張りが大変で、1年以上掛かってしまった。忙しくてこのブログも掲載が富良野・美瑛・大雪山旅行のブログの後になってしまった。実際に起こった時間で見ると後先になってしまった。

前の風呂などを壊した時点でではどうなることかと思ったが大工さんの仕事が終わる頃から少しずつ見えてきた。

大理石やレンガを貼る前の下地仕上げの状態。

完成した洗面台付近

向かって左のロッカーは私のアイデアで作った。隣りのユーテリティーからも開けられるようになっており、縦じまの半透明ガラスを通して中にあるタオル等が綺麗に透けて見えるようにした。カガミは前からあったものを自分でガラス切で切った。カガミのフレームは神田の額縁屋さんで色や大きさを指定して作ってもらった。妻は白が良いと言ったが私はこのブルーにこだわった。寸法を間違えて作られたので大変苦労した。カガミ側面のシェードは妻がインターネットで見つけてきたパナソニック電工のものだ。アールデコ調のカチッとしたデザインが気に入った。

大理石の洗面台はインターネットで岐阜の大理石工房へ直接注文した。全部の寸法や仕上げ法、R(丸み)を何mmにするのかまで全部指定した図面をEXCELで作成しオーダーに添付した。取り付ける洗面ボールや水栓の寸法にもとても気になった。最後はリフォームを担当したTOTO代理店さんから型紙を貰って確認した。これだけで一ヶ月近く掛かった。お陰で通常の3分の一ほどの費用で出来た。強度を計算して大理石の台の下にベニヤ板を自分で貼り付けた。大理石工房にお願いしたが強度計算や板を貼ることなどはやったことが無いと断られてしまった。仕方ないので型紙起こしから板の切断、ボンドでの張り付けまで全部自分でやった。

トイレ

トイレはTOTOの最高のものを入れた。トイレと風呂の間を全部ガラスにして、広さ感を確保した。風呂に入っていても見える位置にカシニョールの絵画を掛けた。まるで美術館で風呂へ入っているような気分だ。右端の写真が風呂から見た絵画だ。ガラスに色んな光線が反射してしまい見ずらい感じだが、実際はもっとはっきり見える。人間の目は素晴らしい。

風呂からの景色

外壁のガラスは強化ガラスにして透明にした。お陰で風呂の中から外の景色が丸々楽しめる。しかし、大きなお屋敷だった隣りが相続後、ミニ開発で4軒になり、一軒の家のベランダの物干し目線が風呂の位置に重なってしまった。植木を植えるまでは黒幕で遮断した。

玄関の鏡も変えた。以前は装飾過剰なイタリアのカガミだったが、今度は大型のシンプルなアメリカ家具ブランド「ドレクセル・ヘリテージ」のものにした。今まで何の関心も無かった裏庭にも関心が集まり、これもリニューアルすることにした。その第一陣として、大理石の石を敷き始めた。未だ構想段階で並べて感じを見ているだけだが、もう次の仕事が既に始まった感じだ。