我が家の洗面・風呂・トイレのリフォーム完成の記念と自分へのご褒美を兼ねて北海道 富良野・美瑛へ行くことになった。リフォームとはいっても、基本的な部分は全部専門家にしてもらい、洗面所とトイレの床や壁面の大理石張りと外壁のレンガ張りは全て自分たちで行った。付加価値の高い部分だ。
床面に比して壁面は想定外に広く苦労した。半年で出来る予定が忙しかったこともあり、1年以上かかってしまった。付加価値でみれば、優に百万円以上を稼いだはずだ。その仮想利益の一部が今回の旅行の原資になった。
旭川空港でレンタカーを借りて直ちに美瑛・富良野へ向かった。何時もはもっと小さい車を借りるのだが今回は評判の本田のハイブリッドカー「インサイト」を借りることにした。デザインはまあまあだが、騒音は予想よりも大きかった。義兄が乗っているハリヤーのハイブリッドは音がなく、薄気味悪かったが、この車は結構うるさくて、自動車らしかった。加速も思ったほどではない。でも燃費はやはり良かった。空力特性はよさそうだ。低速走行ではあまり関係ないが・・インパネにはハイブリッドなので中心にある液晶ディスプレイで、充電状況や今エンジンで走っているのかモーターで走っているのかなど分かるようになっている。ピントが甘く写真では分かりずらいが。
美瑛では先ず、最初に駅の近くの観光案内所と道の駅へ行った。JR美瑛駅は中々お洒落なつくりだった。中へ入るとごく普通の駅なのは一寸がっかりした。JR規格なのかな?道の駅では写真展を行っていた。観光客が多いので、この道の駅は物価が高く何も買えなかった。
昼食が未だだったので、町外れの「木のいいなかま」でランチの心算で探し当てていったら満員で、沢山の人が待っていて、入れなかった。数km走って、牛肉で有名な「ファームレストラン千代田」へやっとたどり着いたら、何と札幌ナンバーのフェラーリやポルシェが4,50台も止まっていて、貸切でここでも食べられなかった。次にスイス料理のレストラン「Café de la paix」を探してやっと着いたらこれも沢山の人たちが待っていてどうにもならなかった。なぜか人は沢山いたがレストランは見えなかった。
更に数キロ走って、ログハウス風のレストラン「バーチ」でハンバーグにありついた。結構美味しかった。昼食のために20km位は走った感じだ。これではハイブリッドでもかなわない。
美瑛の観光スポット新栄の丘展望公園や北西の丘展望公園を見に行った。
北西の丘展望公園からは近くに『ケンとメリーの木』があるというので見に行った。木下の看板にはだれそれが年々に植えたとかケンとメリーには何も関係のないことが書かれていた。あざとい商魂も丸見えだ。統一性が欲しい。
この観光地はどうかしている。地元で発行した地図には「○○の丘」とか「××ロード」と書かれているが、実際に行って見ると何の標識も無かったり、途中まではあるが、近づくと全く無くなってしまうことが実に多い。距離の目安となる縮尺も表示されていない。何処へ行くのも思ったより遥かに遠い。
レンタカーで廻る場合や外国人などはどうすれば良いのだろう?2千万人海外からの観光客誘致など行っているがこれでは来た人が困る。旭川では市長の音頭取りで中国とのチャーター便を飛ばし、中国人観光客を増やしているそうだ。空港には中国東方航空のチャーター便が止まっていたし、美瑛でも、中心は「バスでの団体観光」だが、何人かの中国人がレンタカーで廻っていた。
北海道の魅力は何と言ってもその広さだ!
夕方になったので富良野のフラノホテルへ急いだ。2年ほど前に出来た新しいホテルだ。今回の旅行では一番高いホテルだ。ご褒美だから仕方が無い。泊っての感想は沖縄の喜瀬