久しぶりにソウルへ2

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ソウルの2日目は、クアラルンプールでしたように、Seoul City Tour の循環観光バスへ乗ることにした。「観光都市東京でもやれば良いのに」と前にブログに書いたがソウルでは既にやっている。クルーズは一周2時間ほどで、30分の頻度でバスが来る。ヘッドフォンをつければ、日本語、韓国語、英語などで観光案内をしてくれる。

ほぼ一周して全体を見てから、南山のNソウルタワーに登った。海抜200m以上の山の頂上にあるので展望は抜群だ。

南山

Nソウルタワーと展望

またバスに乗り、南山の韓屋村へ行った。両班(リャンバン・韓国の貴族)の家を5軒ほど移築したテーマパークだ。入場は無料だった。

ついで、東大門市場で降りて、デザインプラザへ行く予定にしていた。デザイン博跡地は大規模な再開発の途中でDamunn Plazaの7Fで食事をすることにした。6階まではテナントショップで、全部見てみたがデザインが皆今一だった。コピー天国の韓国では著作権の塊であるデザインは育たない。素晴らしいデザインを苦労して創作してもコピーされてしまえば終わりだからだ。既に確立された欧米のブランドをコピーするのが安く確実に売る最善に道なのだ。

大統領府の「青瓦台」も通ったが、厳重な警戒で屋根がチラッと見えるだけだった。カメラを構えたらもう何も見えなかった。この周辺は全てが上等に出来ている。街路も町並みも花壇も全てが「美観地区」であり、ショウルームだ。背伸びして海外からの賓客を迎えようとしている感じだ。あざといと言えば悪い感じだが大切な客人を客間でお迎えしようとしているのだと思えば別の見方になる。

□仁寺洞の骨董街

またバスに乗り、仁寺洞の骨董街へ行った。整備された綺麗な町並みだった。肝心の骨董は碌なものがなかった。青磁や白磁などの陶器の店、筆や硯の店もあったが、2,3軒のみだった。横丁に入ったところのレストランの方が格段に魅力的だった。この町全体が魅力のスポットになっていて多くの若者がカップルで来ていた。見るほどの骨董品は無かった。日本が統治時代に持ち去ったしまったのかも知れない。日本には多くの韓国の焼き物がある。

□親水公園「清渓川路(チョンゲチョン)」

もう一度バスに乗り、「青瓦台」を見たかったが、5時過ぎていたので大統領府はパスされるとのことであった。光化門で降りて、李明博大統領がソウル市長の時に、暗渠でどぶ水が流れていた河を、復元した親水公園「清渓川路(チョンゲチョン)」を見ることにした。沢山の人たちがこの川で遊んでいた。水が綺麗なので靴を脱いで足をつけている人も多かった。

両岸にはお洒落な店が並んでいた。これも町興しなのだと思った。日本橋で同様なことをしようとしているが