もう直ぐ封切館では上映終了間際になって「のだめカンタービレ最終楽章(後編)」を観た。
前編は渋谷の渋東シネタワーで観た。後編もここでと考えていたが、新聞に広告が出ないので、人に聞いたら、渋谷の再開発で渋東シネタワーのビルは建替えで壊されたと聞いたので、錦糸町か新宿へ行かないといけないと思い、面倒で先延ばしになっていた。
今日が最後のチャンスなので、ネットで錦糸町の東京楽天地の地図を確認し、上映スケジュールを観た。上映館を念のため見たら、なんと渋東シネタワーも出ていた。念のために電話で確認し、午後の部で観た。
ドルビーの音響システムは相変わらず良かったが、映画は前編の方がずっと出来が良かった。後編の方は演奏シーンがずっと多かった。パリの観光名所が沢山写り、「天使と悪魔」(こちらはローマだが)のような観光を意識した映画のようにも思えた。前編では「海外で頑張る日本人を、海外へ紹介する」宣伝映画として適当かなと思ったが、後編では素性がマンガだから仕方がないが、余りにも漫画チックで、一寸それには恥ずかしい感じの出来だった。
ショパンのピアノコンチェルトは素晴らしかった。家では味わえない音響システムの中で音楽を堪能したと思えば満足の行く映画だ。物事は全て考えようで、評価は180度完全に変わるのだ。恐ろしいことでもある。