妻の女子大同窓会が17日月曜日に三島の「クレマチスの丘」で開かれるのを掛けて、直前の日曜日に沼津へ泊り、妻は同窓会へ、私は車を飛ばして東京へ帰りイタリア語講習へ出ることになった。
あざみ野から車で沼津インターまで行き、カーナビにしたがって魚市場近くの「さいとう」という評判のすし屋で昼食を取ることにしていた。早く着きすぎたので周辺を散歩し、11時半の開店と共に店に入った。寿司屋の駐車場は東京方面からの車で一杯だった。
地元特産魚のみの寿司盛り合わせは面白かった。その他の寿司はどうってことはなかった。2人で9千円ほどだったが、東京の方が美味しいと思った。全国から一番良いものが東京へ集まるので、遠洋漁業の地元と言えども、東京に比べればそれ程のことはない。東京へ帰って、近くの「八千代寿し」へ行って食べたらはるかに美味しくて、半分の値段だった。地方が衰退するのも、努力の欠如が原因なのではと思った。
沼津魚市場には車も多く人も沢山出ていて、大変にぎわっていた。駐車場待ちの車であたり一帯が混んでしまっている。公共施設の整備が不十分だ。「びゅーお」に掛けたお金の数分の一の投資で十分に立派な駐車場が出来るはずだ。投資の優先度付けが間違っている。土建屋にお金を渡すことばかり考えているからこんなことになる。
鮨どころ「さいとう」の店頭と地元産魚の寿司盛り合わせと金目鯛の刺身
結構混んでいた魚市場(ただし大半が駐車待ちの車だ)
津波防止?のために作られた「びゅーお」と言う水門だが何故か、港の入口ではなく奥の方に作られており、防波水門の外に停泊している船の方がはるかに多かった。震度6以上の地震を検知すると水門が落ちて来るそうだが、普段は観光施設になっており、ここへ登っている人は津波の時どうなるのかと心配になった。多分土建屋さんがこの施設を作りたかったようだ。自民政治の嫌なところをまた見た。幾らお金が掛かっておりどのような効果があるのか検証は多分なされていない。
「びゅーお」の展望台(訪問者数の多さを誇っている不思議な防災施設だ。実に立派だ。展望台が主で、防災は付けたりではと思わせるくらいに、お金を掛けている。)
展望台からの景色(実に素晴らしい)