洗面所外壁のリフォーム

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1年前から進めてきた風呂・洗面所・トイレのリフォームが完成に近づいた。床と壁は全部白の大理石(ビアンコ・カララ)で仕上げた。自分で全部貼った。

浴槽が大きくなったので、従来の建屋に入りきれずに60cmほど外へ張り出した。この部分はプロに下地だけで作って貰い、後のレンガ貼りは自分で行うことにしていた。これも時間がなくて延び延びになってしまい、風呂が完成して一年近くたってしまった。

今年の5月連休の後半で、全部のレンガを貼り終える予定だった。しかしやってみると結構大変で、3分の2までしか出来なかった。しかも、レンガの所要見積が甘くここまでで資材が無くなってしまった。出来た部分のみに目地入れをしてとりあえず終わりだ。

レンガは妻がネットで再度オーダーした。2週間後に再開だ。レンガは21cm×6cmなので面積あたりの個数が多く、結構大変だった。大理石は30cm×30cmなので単位面積当たりの個数は桁違いだ。レンガも上下左右のバランスが結構難しい。垂直なので接着剤の水加減が多いと垂れてしまう。少なすぎると張り付かない。

左から右へ施工が進む。この様に長いレンガと半角のレンガを交互につむやり方は、「フランス積み」という。長レンガのみの積み方に比してお洒落な感じだ。さすがフランスは何事も芸術にしないと気がすまないようだ。ここではスティックレンガなので、正確には「フランス貼り」だ。

先に接着剤を壁面に塗っておき、乾いてから水平の線を引いて、その線に合わせて貼る。接着剤がゆるいとレンガが垂れるので、最後に再度線に合わせて微調整をする。接着剤が乾いて暫くしたら、目地を縦横に入れる。これを目地ゴテで押さえれば、完成だ。最後に施工中の汚れるふき取る。