この公園は、昨年大金をはたいて、時間をかけて、大改造した。政権交代前の駆け込み改造だった。当時は批判的な目で見ていたが、改造されてみると決して悪くない。
パリの公園などは、彫刻や噴水などで「芸術」しており、お金の掛け方は桁違いだ。この公園も芸術の視点で見れば、シャビーな公園だ。土建屋の設計だから仕方が無い。それでも遊具などが完備しているので、子供連れや孫を連れた人たちで何時もにぎわっている。
日本にもそろそろ洋風の公園の設計家が出て来ても良い頃だ。日本には、世界的に名声を博している和風の造園家が沢山いるので、洋風の造園を目指す人が出て来ないのかも知れない。そういえば皇居前広場も、迎賓館の庭園も和風で松が沢山植えられている。迎賓館の松の庭園は建物と庭園との不協和音が聞こえて来るようで気持ちが悪い。