私がコンサルをしている中堅企業では年4回の社長懇談会をしている。テーマは主としてITの活用、組織の問題、IR活動、活力の維持などだ。
今回の懇談会のテーマは「組織の壁」についてだ。創業40余年の企業であるが、しっかりとした部制を取ってから組織間の壁が高くなってしまい、無意識のうちに「部益」が出てくるようになった。
中堅企業であり「チームプレー」で一丸となってことに当らなければ競合企業や中国企業に負けてしまう。危険でありそれこそ「超ヤバイ」状況だ。
この様な場合、大切なのは各部の上に立つ部門担当役員のリーダーシップだ。
若手の成長をじっくり待つしかないのか。時間との勝負でもあり、「社長の英断」も時に必要だ。