週末とは言っても日曜日から月曜日にかけて、今井浜東急リゾートへ行った。土日滞在の半額ほどの料金で最上階のペントハウス(?)宿泊でフランス料理のディナー付きだ。
行きは東名で厚木まで行き、小田原厚木道路で小田原へ出、幾つかの海岸有料道路を経て今井浜へ午後3時頃に着いた。今井浜東急リゾートは夏に行こうとしたが、満員で行けなかった。一度行ってみたいと思っていたが、季節は違うが、今回実現した。
ホテルは8階建てで、3階がロードレベル、海岸へはエレベータで降りる。まるでアマルフィのようだ。最上階の8階に、楽天トラベルの予約よりも、グレードアップして泊った。あまり広くはないが、落ち着いたいい部屋だった。天気が良かったので、海岸ではかなりの人がサーフィンを楽しんでいた。しかし、皆下手だ。写真を写そうとしても、焦点が定まる前に沈んでしまい、写真にならない。
ディナーはメインダイニング「シャングリラ」で取った。3月末までは、有名な加藤完十郎シェフがいた。4月1日からはその弟子の片之坂亨シェフの采配で、料理が作られている。結構、美味しい内容だった。今井浜とれとれの金目鯛のブイヤベースが特に美味しかった。満足して温泉に入った。
スターターとセコンドピアットのブイヤベース、そしてメインディッシュの魚と肉はいずれか一つのチョイスだ。
月曜日はあいにくの雨だった。車で天城越えをし、御殿場に出てプレミアムアウトレットを見て帰ることにしていた。
先ず、河津ローズガーデン「バガテル公園」を見た。パリのブローニュの森にある同名の公園をモデルにしている。今は何も咲いていないそうだったが、後学のために入った。バラ園は咲いてはいなかったが、見事な造りだった。最盛期には素晴らしいのではと思えた。建物も立派だ。メインの建物「オランジェリー」は、ガランドウで、中では地元の子供が描いた絵の展示がなされていた。情けなく、勿体ないことだ。カシニョールの絵などが合いそうな空間だ。
立派な建物なので、「オーベルジュ」などに貸して使えば、有効利用できるのではと思った。箱物が余っているのは、公共施設だけではないことを思い知った。トリアノン風の食堂の建物も、茅葺の屋根が腐っていた。メンテナンスが出来ていない。メンテの当てもなく、こんな変わった屋根を作る感覚は、褒められない。ここは、もしかして、3セクの運営なのかも知れない。
続いて、かなり走って「天城ベゴニアガーデン」で、べゴニアを見た。ここでは、色とりどりのベゴニアが、今を盛りと咲き乱れ、楽しいひと時を過ごすことができた。かなりの量の写真を写した。掲載写真は選りすぐりだ。画像圧縮で陰影が深みを失ってはいるが・・・
全線200円と言うことだったので、伊豆スカイラインで箱根峠まで行き、芦ノ湖スカイライン、箱根スカイラインで長尾峠まで行った。そこから御殿場までの道が難題だった。細く曲がりくねった道で、急坂の上に霧が立ち込めて、先が良く見えなかった。ひやひやしながら、やっとの思いで、御殿場へたどり着いた。
途中、伊豆スカイラインの峠の茶屋で、昼食に「麦とろろ」を食べた。久しぶりで結構美味しかった。この付近は霧が立ち込めて、桜も霧も一緒くたになっていた。
御殿場プレミアムアウトレットへ、前回来た時には、第15駐車場だったが、今回は月曜日なのでアウトレット付属の駐車場に車を置けた。ブルックス・ブラザースとアクアスキュータムで好みのシャツがみつかったが、何れもサイズが合わず、買えなかった。私は首周りが40cmで袖丈が82cmだが、これらの店では39cmで83cmだった。欧米のメーカ製は一般的に袖が長い。仕方が無いのでWedgeWoodで8割引の花瓶と5割引のハーブ用のお皿を買った。
妻は何も買う物がなく機嫌が悪かった。そういえば他の人でも大きな袋を提げて帰る人は殆どいない。シャツが5割引で1万円、スーツが同じく50%offで6万円では中々買えない。しかもアウトレットなのでサイズは不揃いだ。
前回来た時も、何も買う物がなくて、ジョージジャンセンの金メッキのクリスマスオーナメントを買って帰った。もっとリーズナブルな値段のものがないと、皆 買わずの帰る人ばかりになる。ここにも、中国からの観光客我が沢山来ていた。最近は一見では分からない。皆ファッションが良くなった。
S.T.Dupontに黒革の好みのかばんが、5割引で6万円ほどで有った。先般、赤坂でかばんを買ったばかりなのと妻は何も買うものがなかったので、買いたいと言えなかった。次回に伸ばした。次回まで売れずにあればよいのだが・・・