小石川後楽園へ雪見&東京ルネッサンス

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昨日わずかだが雪が降ったので、小石川後楽園へ雪景色の写真を写しに行った。色色忙しくて出かけたのが遅かったのと雪が少なかったので兼ねて期待していた雪景色にはお目にかかれなかった。それでも部分的に雪景色が有ったので100枚ほど写した。雪は景色の良いところではなく日の当らない所にあったので、余り自慢の写真にはならなかった。多分今年もう一回くらいは雪も降るだろうからその時が勝負だ。

醜い自民党政治の遺産と社会資産

地下鉄大江戸線の飯田橋駅にはステンレスで出来た醜悪なオブジェが建っている。人通りも極めて少ない所で、オブジェなど飾る必要の全くないところだ。無駄以外の形容詞はありえない。多分数千万円は掛かっているはずだ。これも自民党政治の負の遺産だ。近くに託児施設があるが、建物全体は無理としても、託児施設だけなら、このオブジェと同じ位のお金で出来ているのではないか。見る度に腹が立つ。

小石川後楽園の周りで、再開発が進んでいる。一つは住友不動産で、2,3年前に既に出来ている。これによって町の様相が一変した。汚かった町は様変わりして、「お洒落なタウン」へと変身した。

今建築中のものは再開発組合を作り、日建設計と大林組で作っているビルだ。高層で立派なビルだ。住んでいる近所が綺麗になるのは嬉しい。今立ち上がるのは、不動産不況の真っ最中で気の毒な感じだが、金持ちは今不動産を買い漁っているようだ。中国のお金も来ているらしい。元安を誘導しているが、中国にはドルがうなっている。(最初と最後だけが写真で他は完成予想のCG写真だ。)

東南アジアの建設ラッシュに比べれば、極めて質素な建設行動だ。地方のダムは止めて、民間の東京での建設需要を喚起する制作、例えば一定の大きさに纏まった再開発(東京ルネッサンス)では、従来よりも格段に大きな建蔽率を認めるとかの政策が需要だ。国の金は何も使わないで済む今の日本に最適な施策だ。東京の都市間競争力アップにも貢献するはずだ。勿論「都市インフラの高度化」は必須な政策オプションだ。パリ、ロンドン、ニューヨークを引き合いに出すまでもなく、先般訪れたクアラルンプールと比較しても東京は余りにもお粗末だ。