早起きして羽田から福岡へ来た。結婚記念旅行と孫の運動会参加を兼ねて来た。今回の旅行では佐賀県を中心に廻ることにしている。唐津から呼子へ行き、伊万里を経由して嬉野温泉へ来た。唐津へは福岡空港から1時間強で来られた。
先ず、虹ノ松原経由で唐津城を見た。虹ノ松原は防砂林と思われるが、松の大木が生い茂り素晴らしい景観をなしていた。もっとも松以外は何も見えないが・・・
唐津城はコンクリートで再現したものだが、海に突き出た要害の地にあり、眺望も絶佳だった。昇りは城の急な城壁の斜面に沿って斜めに登るエレベータで行ったが、帰りは歩いて降りた。お城への登城の道は素晴らしい景観だった。帰りもエレベータに乗っていたら分からなかった所だ。危ない。
次いで往時の炭鉱王のお屋敷:国指定重要文化財「旧高取邸」を見た。玄関の近くにある応接室を除いては全て和室で「能の舞」を舞う部屋まであった。襖絵やその他の美術品を日焼けから守るために雨戸は日中も閉めたままだった。
次いで唐津クンチの曳山展示場を見た。五所川原の立てネプタを見た後なのでこれといった感銘は無かった。ここの出身の東京駅の設計で有名な辰野金吾が設計した旧唐津銀行本店を見に行ったが、改修中で幕が張られて何も見られなかった。
今回の食の目玉である呼子の烏賊の活け作りを食べに行った。唐津市内見学で呼子到着が遅くなり2時を過ぎていた。呼子は思ったよりも広くて道に迷った。偶然にイメージしていた「河太郎」の前へ車が出たので、ここで昼食を取った。白く透きとおった烏賊の活き作りは、ゲソがまだ盛んに動いていた。ゲソは後で天麩羅にしてくれた。これも大変美味しかった。刺身だけでは物足りなかったが、これで腹一杯になった。
呼子港と呼子大橋
(1-2へ続く)