今日は沖縄旅行の最終日だ。朝食後直ぐにチェックアウトして、空港へ向うことになっている。今日から沖縄は入梅だ。
朝食をしていて嫌なことに気が付いた。このホテルはやたら高いのに、泊まっている人はやたら若い。事前の想像では金持ちや爺婆などを考えていたが余りいない。殆どが若いカップルか女性同士、中には女性一人の泊り客もいた。1泊一人4,5万円からのホテルで、若い人がこんなに沢山、泊まっているのはどういうことか分からないので戸惑った。「（クオリティ維持のために）16歳未満の人は泊めない」とホテルでは言っていたが、このホテルは一体どうなっているのかと思った。
こんなに大きなホテルを作ってしまえば、お客を選別している余裕は無いはずだ。バリ島ウブド地区の高級ホテルは皆小振りで宿泊キャパが小さい。しかも世界中から金持ちだけが来るし、気候は沖縄と違って1年中温暖だ。沖縄のような冬のシーズンオフがないので稼働率が高い。人件費も驚くほど安い。
プールへ行ったら、ゴルフ帰りの男ばかりが泳いでいる異様な光景に出くわした。女の人は一人だけだった。ハワイの高級ホテル、コホリナ「マリオット・リゾート」や「ザ・カハラ・スパ＆リゾート」などでは考えられない光景がここにはあった。要するに家族連れがいないのだ。ビフォー・タックスのお客が多いのではないかとも思った。多分ここへは、もう二度と来ないことになるだろう。こんな「リゾート」は気持ちが悪い。
沖縄自動車道の北端から南端の空港まで走った。驚くことに北端の許田ICから中間地点の那覇北IC位までは上り線では前後に一台の車も走っていなかった。寂しいと言うかなんとも変な気分だ。
