今日は妻の誕生日でどこかで夕食をと考えていた。オズモールで見たら青山のフレンチレストラン「ランスYANAGIDATE」が比較的安くておいしそうだったのでここを予約した。昨日はつくし野へ義兄の新築のお宅を褒めに行ったので、あざみ野からの出発になった。
安い料金のコースはプリフィックスになっていて、料理の量が比較的少ないので安心していられる。空腹も結構つらいが満腹になってからまだ食べるのも嫌なものだ。
柳舘オーナーシェフが修行したシャンパーニュ地方のランスにちなんでこのレストランは名付けられた。さすがにシャンパーニュの種類が豊富でワインリストで2ページもあった。こんなにシャンパーニュの品揃えの多い店は初めてだ。
オードブルの前に突き出しみたいなものがあり、オードブルのフォアグラはレアだったが臭みも無くジューシーで美味しかった。順調な出だしだ。魚はメバルの皮をパリパリに焼いたものでこれも美味しかった。メインのステーキは初めて味わった何処の牛肉とも比較できない美味しさだった。柳舘オーナーシェフの料理人としての非凡さと共に食材選びでの努力や非凡な才能が見て取れる逸品だ。これは絶対にお勧めだ。
左から温泉卵の入った独得なオードブル、イチジクの上に載ったフォアグラ、メバルのカリカリ焼き
ここのステーキは絶品だ。オズモールで予約したので誕生日とは何も言ってなかったがちゃんとお祝いの飾りの付いたデザートが出て来た。店の人やお客さんからもお祝いの拍手を頂いた。
お店は北青山通りで、建て替えられた紀伊国屋の横をR246から一寸入った路地にある。また是非行きたい稀有な店だ。
新丸ビルの5階にもカジュアルレストラン「ル・レモア」を出したそうだ。これも一度行ってみたい。レモアとはランスに住む地元っ子のことを指している。
ランスは数年前に「ワインの旅」で行った。元フランス王朝があった土地柄でお洒落な建物が多かった。フランスのノートルダム寺院はパリのそれに匹敵するぐらいの出来映えと格式があった。過去の遺産だがフ・ランス恐るべし。
妻の友人からバラ「マリア・ナターレ」のブーケをいただいたので感謝の意をこめてここに掲載した。