EPツアー8:メンフィス市内観光2

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今日は自由行動日で妻と二人でエルビス・プレスリーとは全く関係のないコースでメンフィスの市内観光をした。

先ず歩いてギブソンギターの工場の隣接地にあるロック&ソウル博物館へ行った。10時の開館前に行ってしまったので5分ほど待って中へ入った。英語の無線トークマシンを渡されて、各コーナーで、その番号を入力すると説明と共に音楽が流れてくる。思ったよりも音質も良くロック&ブルースを結構楽しめた。音楽博物館はこんなことになるのだなと感心した。もっと音質は更に高めたほうがよいが・・・

メインストリートのトロリーに乗ってマッドアイランドへ行った。ミシシッピー河の中洲にある泥(マッド)島に作ったミシシッピー博物館だ。モノレールで河を渡っていく。

マッドアイランドの星条旗とミシシッピー河の模型

博物館内部(外輪船の内部を模している)

ついでとなりのミシシッピー河クルーズの外輪船に乗った。2時半の出港時間になったら他の団体の人達が添乗員と共に沢山来た。自由行動日も添乗員と一緒だとプライバシーがない。2時間ほど船の2階席で日光浴をした。

又トロリーに乗ってキング牧師の公民権博物館へいった。地図頼りだったので良く分からずに黒人女性の運転手に聞いたらここだと言うので慌ててトロリーから降りた。

黒人迫害の歴史がこれでもかと言うくらいに展示されていた。黒人の先立ちが命を懸けて動物的な待遇からの改善を目指して努力した跡が実に良く見えた。英語がもっと出来れば更に理解が深まったはずだ。しかし英語のみの表示ではなく多言語対応で行くべきだと思った。

この後に団体のフェアウェルデナーが予定されており時間も無かったので急いで回った。去年キング牧師の追悼式に10万人が集まったそうだが黒人が大半で白人は殆どいなかったそうだ。トロリーでも前の車両は殆ど満員なのに後ろの車両には黒人が多かったので後から乗ってくる白人は絶対に後ろの車両には乗らなかった。我々2人は黒人と同じ後ろの車両に乗った。空いていたので快適だった。黒人の女性が目で笑ってきた。プレゼンだけでなく日常生活でもアメリカでは「アイキャッチ&smile」だ。

ミシシッピー河

スラム化していた河岸を再開発・出現したリバーサイド高級マンション群