「頤和园」は西太后が愛した夏の宮殿でかなり遠くから「Summer Palace」と大きな看板が出ていた。タクシー運転手もごまかしようがない。
昆明湖を中心に3,000の楼閣を配した世界一広大(総面積290万平米、広さの感覚が分からない)で美しい庭園として「ユネスコの世界文化遺産」に登録されている。
入り口と世界遺産マーク
皇帝が幽閉された建物(出口は全部塞がれている)
長廊(湖岸に沿って東西に伸びる728mの回廊。文学・神話・歴史を題材にした8,000幅の絵が描かれている)
入場料はオプションも含めて60元だった。さらに150元払って無線の日本語案内装置を借りた。(内100元が機械装置のデポジット)案内スポットへ近づくと自動的に案内開始する。結構よく聞こえて便利だった。
中核となる建物「仏香閣」。まるで天空への階段。見ただけで登るのは遠慮した。
石船(清晏舫)
石船付近の風景
湖岸。何しろ広くて対岸は霞んで見えない。
船遊び
色々な門
楼閣のほんの一部(3,000分の3)
何しろ広い。これは庭園などという代物ではない。広すぎて嫌になった位だ。湖を1周しようかと思っていたが1周などとんでもない話で4分の一位の所にある石船(清晏舫)まで行くのが精一杯だった。何しろ暑いし遠い。中国の遺産はもう嫌だなと心から思った。とにかく歩きが桁違いに多くてしかも暑い。搾れるほど汗をかいた。北京は夏来るところではない。入り口まではタクシーで行けるが中が広いから何にもならない。中国観光は健脚でないとだめだ。