北京の摩天楼街「建外SOHO」見学

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今日はホテルを出て北京の最新流行発信スポットを見ることにした。先ずは建国門から地下鉄で2つ目の国貿まで行った。建外SOHOには40階クラスのビルが幾つも建っていたが完成しているのは4分の一程度で大半が建設中または内装中といった所だ。

建築中のビル。目立ちたい気持ちがよく出ているビルだ。(一部を写した。建築中のビルはもっと沢山ある)

8月8日にオリンピックが始まるとこれらの建設は全て中止されるそうで、夜を徹しての作業が続いている。北京ではほとんど太陽を見ないが雨が降っているわけではない。いわゆるスモッグのいうやつだ。ほぼ1週間いて晴れたのは最終の帰国日に当る土曜日だけだった。その原因のひとつが建設ラッシュだという訳だ。確かに汚い現場も少なくはない。この「建外SOHO」に限らず何処へ行っても建設中のビルばかりだ。こんなに沢山のビル需要が本当にあるのかどうか心配になる。北京オリンピック後の景気後退を心配する人が多いが、これだけ多くのビルが建設中なのを見れば誰だった心配になる。見込みで作っているのか(仮需要)、テナントの当てがあって(本需要)作っているのかが分かれ道だと思う。

この摩天楼街「建外SOHO」には日本人の建築家が深くかかわっている。ビル街だから何の変哲もないが、街区の南にはなぜか子供の遊び場がありあるビルの1階にはプールがあった。中国人は目立ちやがり屋が多いのでビルでもこれでもかと個性を出そうとする。同じビルはほとんどない。結果としてへんてこりんな嫌らしいビルもまれではあるが結構多い。