青島ビールで有名な青島観光

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成田から3時間ほどで青島ビールで有名な青島へ着いた。チンタオはTSINGTAOビールしかないのかと思ったら大間違いで家電のハイアールの本拠地で人口も3百万人と中国でも第5位の大都市だ。州都の大連よりも人口も多く海に近く温暖で格段に若者に人気があるようだ。道路も広くビルディングも大きくスケールの大きな町だ。青島案内ホームページ

我々は青島でも有数のシャングリラホテルへ泊まった。チェックインして荷物を部屋に置き、それから見学先のソフトウェアパークへ行った。

青島第2日は移動日で北京へ行くことになっているが空港までのわずかな時間を惜しんで市内観光をした。先ず青島ビールのビール博物館を見た。元々ビール工場だったところを博物館にしたもので実物展示のテーマパークといった所だ。原料の受け入れから蒸留・発酵・瓶詰めまでの全工程が分かり易く展示されている。元は現役の工場だった訳だから当然かもしれない。

一時ドイツの租借地だった関係でドイツの影響が多く残っている。1903年に青島で中国最初のビール醸造を始めたのもドイツ人だ。100年ビールというわけだ。

100年ビールモニュメントとドイツ風の本館それに機械の一部

世界のビール展示場と見学後の休憩室とミュージアムショップ(驚いたことに見学の子供もビールを飲んでいた)

ドイツ人の移り住んでいた旧市街を観光のためにバスの中から見られるように事務局が配慮してくれた。旧市街はいわば景観保存地区みたいなもので建物の外観を変えることが出来ないそうだ。だいぶ傷んだ住宅も見受けられたが西欧風の風格のある建物が多く高級住宅地といった趣だった。道はそんなに広くはないが両側に歩道をめぐらせ、街路樹も大きくなり道路を覆っていた。