JAL株主優待で急遽沖縄旅行へ

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JAL株主優待が5月末で切れるので急遽沖縄へ旅行することになった。JAL911便はほぼ定刻に那覇空港に着いた。空港からはレンタカー会社のバスで営業所まで随分時間がかかった。出てきたのはぶ格好なキューブだった。Bbなどと一緒に一時はやった車だ。見掛けの割に走りは良い。横風に若干弱いのと低速からの加速が悪い。安く借りたのだから文句は言えない。 お昼もだいぶ過ぎていたので、すぐ近くのアウトレットモール「あしびなー」の食堂でコラーゲンたっぷりの「てびちそば」を食べた。「沖縄食」生活の始まりだ。

今日は昼到着で観光時間が半日しかないので島南部を回ることにした。

琉球ガラス村はどこにでもある一種のテーマパークだが題名どおりガラスに特化している。ガラス吹きの実演もしており修学旅行の学生も沢山来ていた。進駐軍の捨てたガラス瓶の活用から沖縄のガラス工芸は出発したそうだ。そのせいか庶民的な作品が多い。

平和祈念公園には実に立派な新しい記念館が出来ていた。展示を見ると沖縄は江戸時代に始まり本土(含む薩摩)からいかに虐められて来たかが良く分かる。多分遠慮もあって随分綺麗ごとになっている筈なのでだ。実態はモットすさまじかったに違いない。沖縄の怨念の一部を見た様な気がした。

平和の礎(民間の日本人も、それを殺しに来て死んだアメリカ兵も同じように祭られている世界にも稀な礎だ。世界に誇って良いメモリアルだ。)

結構多くの修学旅行生が沖縄へ来ていた。最近は韓国などへ行く学校が多いと聞いているがとんでもない話だ。教科書ではなく生きた証拠で足元の現実を子供たちに知らせることが大切なのだ。

おきなわワールドの鍾乳洞は凄かった。独りで歩いているとどこまでも続く洞穴や水の流れの音、切り立った鍾乳石などを見ていると、「もしここで地震が来たら?」と思うと背筋が寒くなった。

鍾乳洞(暗い中で手持ちで写したのでぼけている)

村内風景(沖縄情緒にあふれている)

地ビール工場やハブ酒のタンク

新原(みーばる)ビーチには観光船などが有ったがどう見ても寂しい田舎の浜辺だ。素朴な雰囲気の浜辺と民家へタイムスリップしたような不思議な感覚を味わった。ただし、すれ違う人々の体からも歓迎してない気が発せられていて居心地が悪かった。一方通行の狭い狭い道を擦らないように気をつけて車を転がし、元来た道へと帰った。

ニライカナイ橋は鉄とコンクリートで固められたカーブした長い橋だ。眺めは超弩級で良いが道路なので景色を見ることも写真を写