第1日は夜中に着いたので今日は実質的には第1日だが、TAIPEI滞在の第2日目は午前中は旅行社設定の市内観光で午後は個人的に淡水観光に行った。
衛兵交代
忠烈祠はTAIWANの靖国神社
市内観光(左から総統府、児玉源太郎屋敷跡、中正紀念堂)台湾は韓国と違い「日帝」跡地を上手く活用している。
市内観光は形だけのもので忠烈祠の衛兵交代を見て、車窓から総統府を眺め、中正紀念堂(今は民主記念堂)で下車して入り口だけ見て、小ロンポウ(小龍湯包)の美味しい店「鼎泰豊(Din Tai Fung)」で食事をして終了だった。ここの小ロンポウは人気店で入り口には100人近くの人たちが並んで待っていた。料理はとても美味しかった。
いったんホテルへ帰り、一休みしてから淡水へ行くことにした。MRT(地下鉄)を乗り換えて1時間ほどの距離だ。MRTはプリペイドのスイカみたいなカードを購入した。
紅毛城(入り口の旗にはオーダーがあり米・豪・日・仏・墨の順番になっていた。これは思うに台湾で一番大切な国防に対して助けてくれる度合いと経済関係を勘案したのだ。台湾にとってアメリカの存在は絶対的に大切だ。総統府へ行けばほとんど使われないキャでラックが外からも良く見えるところへ20台以上並んでいる。アメリカ向けのコンプリメントだ。)
アメリカでは一般的になっているが日本では余り見かけない、設定した時間でノズルが地中から自動的に上がってきて散水するシステムがここにもあった。パゴダでは結婚披露宴の準備中だった。
淡水には前にも一度行っていたので大体のことは分かっている。海岸のプロムナードを歩いて紅毛城(サンドミンゴ要塞)へ行き、戻って丘の上に建った洋風のレンガの立派な建物を活用したレストラン「紅楼」で淡水河と河口が見渡せる3階のベランダで軽くおつまみをつまみ、ビールを飲んで涼んだ。暑い熱い実に熱い。もう30度を超えていた。ベランダでは涼風を呼ぶためにミストを定期的に放出していた。何でもやる感じだ。
その後船に乗り、フィッシャーマンズワーフ(漁人馬頭)へ行った。面白いと思ったのはこの渡しの波止場にもスイカの読み取り端末があり切符を買わないでも乗れたことだ。このカードがあれば地下鉄もバスもフェリーまでも乗れるのだ。東京では東京メトロと東京都営地下鉄が別料金であることを考えると日本のシステムはユーザーフレンドリーでないことが身に染みた。役人中心に回っているからだろう。
フィッシャーマンズワーフは若者中心に満員状態だった。ここからの夕日を眺めるのがお洒落なのだ。何箇所かでロードパフォーマンスがあり面白く過ごせた。帰りはバスで淡水まで行き、地下鉄でホテルまで帰った。
寝る前にホテルのバーでワインを飲んだ。「ノースモーキングシート」と言ったら「全部がスモーキングです」と言われてしまった。変だなと思いながらメニューを見て納得した。ハバナ産などの葉巻やその他のタバコがずらりと並んでいた。JT経営なのかなといぶかった。客は余り多くなくタバコを吸っている人もいなかったのでむせずに済んだ。