今日は社外監査役を務める会社の業務監査で四日市と名古屋へ来た。監査業務終了後、名古屋のデュポン・オートモーティブセンターを見学した。
デュポン社が日本の自動車メーカにデュポン製の各種材料や素材を車の部品やモジュールとして売り込むために作ったいわばショウルームだ。同様のショールームは日本の化学会社や繊維会社でも作っている。飛行機に使われているカーボン繊維をコストを下げて自動車に応用しようとする試みだ。
車の4分の一のモックアップや各種部品が展示されていた。鉄に比べれば格段に軽くなることが実感できた。ワイヤハーネスなどもボンネットやフロントのサイドにプリント基板で焼き付けられてしまう。そもそもワイヤハーネスがいらなくなる。信頼性も格段に向上するはずだ。
桜通りに大型のビル完成(元トヨタ自販のあったビルの真向かい。名古屋パワーを彷彿とさせる大きなビルだ。)
カーボン繊維やプラスティック部品は車の世界で革命的な役割を演ずることが予見される。勿論従来のレガシーな鉄鋼関係者が指をくわえて見ている訳はないので熾烈な競争が繰り広げられ更に良いものが出来てくると思われる。当事者は大変だが「地球環境」にとっては大変良いことだ。
テレビ塔の通り(100m道路)