国際フラットパネルディスプレイ展Display2008見学

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東京ビッグサイトで開かれているFPD業界世界最大の展示会「Display2008」と「ファインテック・ジャパン」を見た。韓国、台湾、中国からも多くに参加と講演があり世界的なイベントになっている。なぜならばフラットパネルディスプレイではこれらのアジア勢が世界の大半を占め他の地域にはカウンターパートはほとんどいないからだ。

展示会場入り口とコリドーに展示された国連環境計画の環境啓蒙パネル

ソニーの有機EL展示(薄くて鮮明)

SONYのその他の展示(画面には必ずSONYのロゴやBRAVIAのロゴが入っている。他社の展示にはない一歩進んだプレゼンだ。)

SONYの有機ELやパナソニックの150インチプラズマテレビなどが人目を引いていた。SONYの有機ELは極めて薄く鮮明だった。その他でも薄さを強調した展示が多く薄さを競う展示会になっていた。その他にも早く動く動画対応や画像の美しさを競う展示が多かった。

PANASONICの世界最大150インチプラズマディスプレイ(圧倒的な大きさで画像も綺麗だ)

SONYのブラビアエンジンは有名だが、ビクターでも独自のエンジンで素晴らしい色を出していた。ビクターではその他に3Dの立体テレビも出していた。メガネをかけてみたが以前に見た韓国の対戦ゲームのほうは立体性には優れているように思われた。

Victorの展示(素晴らしい画面だ。わたしが見た中で一番綺麗だったのはヨドバシカメラの新宿で見たビクターの液晶だった。今回の展示も美しかった。残念ながらエンジンの名前は忘れた。ビクターはネーミングが下手だ。)

関連業界の出展も多く、部品や製造機械など分からないものが沢山あった。特に「ファインテック・ジャパン」は液晶・プラズマ・有機EL・部品材料に関する最先端技術や最新動向を展示したものが多くカメラ撮影にはひどく神経質だった。面白い展示もあったが何も写せなかった。