あざみ野の春

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あざみ野の春を写真で追った。この地域は緑が豊かだ。最近の住宅は周りの景色と一体になったものが若干ではあるが増えてきた。マンションが高級化して建物自体が立派になると同時に環境との調和も格段に上がった。

やはり大きな区画を一体で開発したところは質感があって良い。ばらばらの開発では不協和音が聞こえてきてしまう。大きな開発では一人の設計者が全体を統一してみるので地域一体でバリューやクオリティが上がる。従って競争にならない。

個人の住宅では10数年前から東京で起こっている「相続によるスラム化」がここら辺でも起こってきた。隣のA氏宅では相続に伴って120坪の一軒家を4分割して4軒の家が建った。高級な町並みが一変して「ミニ開発」地域になった。

政治の世界では1軒当りの家の広さを大きくするプロジェクトや100年住宅などが論議されているが税制と一体化した論議でないと「空理・空論」になる。