劇団四季のサクラ

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劇団四季芸術センター南側の柵のサクラが満開になった。面白い建物が並んでいるので人工の構築物と天然?のサクラの組み合わせがとても面白い。

私はどちらかと言うと自然のみの美しさよりも自然と人工構築物が一体となってかもし出す人工的な自然の美しさが好きだ。朝鮮では本当の自然そのままを愛したがゆえに日本のような箱庭的な回遊式庭園などが発達しなかったと言われている。隅々まで人の手が入った日本の庭園になぜか自然に感じる。欧米にも人工的な庭園が多い。

中国の庭園も名園と言われているところでも庭そのものはたいしたことはない。むしろ建築物に秀でたものが多い。庭では富や権力を表現できないと考えたからかも知れない。そこには「奥ゆかしさ」が感じられない。