今日の中国語研修の帰りに「iガーデン」の日建設計の事務所前を通ったらショウルームで設計実績展示が行われていた。
東京ミッドタウンや流山のショッピングセンターや学校が多かった。武庫川女子大や立教学院、小学校もあった。いまや大学は競争が激しく建物が志願者の数を左右する重要なファクターになっている。昔は西田幾太郎をしたって東大へ入れる人も京都大学へ行ったと聞いている。今昔の感がする。
下に写真の建物リストがあります。リストと番号とを一致させてください。左から「リスト」 「no.1」 「no.2」 「no.3」
「no.4」 「no.5」 「no.6」 「no.7」
「no.8」 「no.9」 「no.10」 「n0.11」
志願者が校舎で大学を選ぶのでどの大学も建物の豪華さを競って不動産屋に成り下がっている。もっと抱える教授の陣容やカリキュラムの充実度で競うような雰囲気や現実を作らないと日本の競争力や大学の競争力が益々落ちてしまう。
このような事態に対して文部科学省は何の解答も規制も用意していない。自分の利益(省益や個人の利益)に関わらなければどうでも良いのだろう。日本の教育をここまで駄目にした責任は一にかかって「文部科学省」にある。事務次官室で自分の選挙の立候補準備を入念にしていた輩もいた。教育の場が政治の場に利用されている。これでは学力が落ちるのも当然だ。