あざみ野住宅事情(第3世代住宅)

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あざみ野には3世代の住宅が並存している。

第1世代は東急の分譲地へ注文住宅を戸建てしたものや東急の建売を購入したものだ。特徴は法面のコンクリートブロックが剥き出しになっていることだ。いかにも電鉄会社が立てたことを髣髴とさせる仕上げだ。勝手にサンプリングしたお宅にはスミマセン。

第2世代はその戸建てを購入して立て替えたものだ。法面には余り手がつけられていないが一寸お洒落になっている。

第3世代は今まさに立て替えられているものだ。建築法規が変わっているので必ず地下は掘り進んで目一杯活用している。容積率に入らない地下や高さが150cm未満の部屋があったりする。

近くで第3世代の住宅建売があり見に行った。土地面積が67坪で1種住専(容積率80%以前は50%)で住める部分が建坪75坪、駐車場や1.5m未満の高さの部屋などを入れると95坪の住宅が建っている。地下の駐車場は車が3台入る。東急リバブルの分譲で1億9千8百万円だ。毎日沢山の人が観に来る。若い人が結構多い。こんなにお金が出せるのかと心配になる。案の定、中々売れない。1世帯で2億円出して入るのは結構きつい。2世帯対応型になっていれば話は別なのだろうが・・・。しかし近くに慶応の小学校や中学が来ると言う話がありこの辺は益々人気のエリアになって来ている。

大理石をふんだんに使い天井が高く、ドアも全部H230cmで豪華だ。ウォークインクローゼットも立派だし、靴入れも数十足入る大きさだ。エレベータもある。セキュリティはSECOMに既に入っているようだ。入り口の扉もステンレス製でものすごい。刑務所よりも安全?