マンガ「嫌韓流3」を読んだ

Pocket

日韓関係には強い関心を持っている。正しい歴史認識が前提になって本当の友好関係は築けると思っている。今までの日韓関係は歴史認識に偏りがあり、かつ韓国の政治家に反日を煽った方が政治的に得策との認識があり多くの大統領は反日を旗印にしてきた。日本の側でもマスコミは自虐的な加害者意識が好きで日本人性悪説をずっと採ってきた。その結果歴史教科書や教室で日本人が過去に悪いことをしてきたとの認識が一般化して子供たちは歴史の学習を嫌うようにさえなっている。正しい歴史認識が無ければ日本人としてのアイデンティティーも誇りも持つことは出来ない。

誰だって自分の祖父母がやってきたことを何でも「悪い悪い」といい続けられたら嫌になる。日韓の歴史認識には捏造された部分も多くあり、この漫画シリーズはその様な誤解を解消するのに大きな役割を担ってきている。

本来この様なことは政治家の仕事なのだが、日本の2世議員を主体とする政治家は内弁慶で海外に向けて意見を発信できない。アメリカで韓国・中国をバックにしたマイク・ホンダ下院議員が「従軍慰安婦問責決議案」を通した際にも、内輪では「原爆投下に対する抗議決議」をするなどと勇ましい話もあったが、結局何もせずに静観して結果的にはそれを認めたことになってしまっている。

ある2世議員の政治家はろくに歴史的事実を確かめもしないで慰安婦問題で軽々に謝ってしまった。そんな政治家が衆議院の議長だ。情けない政治家揃いだ。グローバルな時代に世界に向けたメッセージも出せない、戦えない政治では存在しないも同然だ。政治不在が叫ばれるゆえんだ。