沖縄観光レポート1 琉球村 サミット会場 美ら海水族館

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今日は観光日だ。那覇泊り港の「かりゆしアーバン・リゾート」ホテルへ集合して観光組、ゴルフ組みに分かれて出発した。

観光組は先ず車で「琉球村」へ行った。いわゆるテーマパークで、規模は桁違いだがハワイの「ポリネシアン文化センター」にそっくりのコンセプトだ。

数箇所で伝統の沖縄民謡や舞踊が行われており沖縄情緒たっぷりのエリアだ。

中曽根家、大城家などの100年から200年前の旧家が10棟ほど移築されており当時のよすがが偲ばれて面白い。市内にも中村家などいくつかの旧家が公開されているがこの様に集積されているのは実に便利だ。

貸衣装があり着物(紅型)や笠を貸し出して、身にまとい「コスプレ」して写真に納まるという趣向だ。結構繁盛していた。着物は羽織るだけなので簡単に着たり脱いだり出来る。カメラに写らない所で手で押さえてポーズを取り「ハイチーズ」で一丁上がりだ。回転が速い。

琉球村を後にして恩納村近く名護市南、東シナ海に突き出た部瀬名岬の上にある、サミット開催地「ザ・ブセナテラス」へ寄った。そこのレストランで昼食をする予定だったが、TECの貸切で食べられなかった。感じが悪い。観光地でレストラン丸ごと貸し切りは非常識だ。今時、会社ぐるみの団体旅行も流行らない。

ここは4月に行ったハワイのマリオット「コホ・リナ・リゾート」や「ザ・カハラ・スパ&リゾート」の様な一帯開発が行われたリゾートアリアになっている。従来日本にはあまりなかったお洒落なスタイルだ。ただし料金は高い。

サミット会場「万国津梁館」は会議中とかで見ることが出来なかった。多分役人共がお手盛りで適当に使っているのだろうと思った。またむかついた。道路を挟んで向かい側の山にはマリオットリゾートホテルがあった。2000年のこのサミットも800億円も掛けて結果の出ないお祭り騒ぎをしたとの批判の多いものだった。

その後「美ら海水族館」へ行った。これも失敗に終わった「海洋博」の跡地を開発したところだ。私は2回目で他のところへ行きたかったが初めての人もいたので「美ら海」になった。何回見ても好いのと植物園を見たかったので喜んで行った。

「いるかのショー」の時間だったのでいるかプールへ急いだ。既に満員だった。一番高いところから見た。前のほうで後から来て席をつめさせている人が数人いたがどうも日本人ではなさそうだった。日本人は遠慮深い。いるかは中々頭のよい動物だ。インストラクターのわずかなサインを読み取りいろんな芸をする。水の中からのご挨拶には感心した。

お定まりの甚平ザメの水槽を見て、「美ら海水族館」を後にした。綺麗な熱帯魚を沢山写したので、御目文字したい。熱帯魚は何回見ても美しい。写すオブジェクトが多すぎて困った。アップする写真の選択でも困るはずだ。私は捨てるのが下手だ。

植物園の花

今帰仁(なきじん)の城址を見て、すぐ近くにある同行した大城さんの実家へ寄った。ご両親が80過ぎてもかくしゃくとされていて歓待してくださった。グルクンの唐揚げやシークワーサー、さんぴん茶でもてなしてくれた。同行者一同での会食が那覇でセットされていたので急いで那覇へ戻った。

大城さんの中学時代の友人が経営する「美兆」というおしゃれな日本料理レストランだった。オーナーの奥さんがインテリアに造詣があり少しづつインテリアを洋風に変えているとのことだった。明かりが面白かったので写した。

開店早々は閑古鳥が鳴いていたそうだが、ご主人がインターネットでの集客に努め、今では会員数1,500人が居り、適当に均して来てくれるのでいつも適当に混んでいて、お店のマネージメントがやり易いそうだ。こんな所でもインターネットが威力を発揮しているようだ。そのせいか客筋も心なしか若い層が多い。