ご近所スーパーの倒産(「カテゴリキラー」に負けた)

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のコンビニや「成城石井」吉祥寺「三浦屋」等のスーパーに囲まれて大丈夫かなと思っていたら、案の定潰れた。

潰れたスーパーの写真

 50%引きの閉店セールをやっていると聞いたので買い物に行った。いつも閑散としている店はお客で一杯だった。普段からこれだけの人が来てくれたらなあとお店の人は思うんじゃないかと思った。

 先般のあざみ野の中堅NEBA店「ダイオー」が潰れたときのセールにもはちきれそうな位たて混んでいた。みんな結構ハイエナをやるんだなと思った。5.1チャネルオーディオなど沢山買った。今回も同じだ。8,000円分買った。半額だから4,000円支払った。俺もハイエナの一人だ。

 どうしたら生き残れたのかはよく分からない。八百屋さんが発展したスーパーと聞いていた。近所の肉屋さんは肉料理屋に成ったし、もう一軒の八百屋は飲食店専門の野菜屋で生き残っている。酒屋もあるが昔からの書店がチェーン店に負けて潰れた後に入った隣のコンビニ「ampm」が「酒販免許」を取ろうとして「虎視眈々」と狙っている。なんと貴重な店の前半部分を酒のために空けて規制解除を待っている。


 アメリカのウォルマートは「カテゴリキラー」として余りにも有名だ。ウォルマートが進出して来るとウォルマートが担当している業種は全て地域から消えてしまう。昔からある地元の懐かしい肉屋も八百屋もパン屋も時計屋も自転車屋も何でも皆消えてしまう。一度消えたらもう二度と蘇ることはない。

 ウォルマートの場合は地域を制覇すると隣の制覇地域と更に統合してもっと広い範囲でお得意の「効率経営」を追っかけるらしい。その結果消費者は10kmも20kmも先のスーパーへ買い物に行かされるそうである。“Every Day Low Price.”でも、ガソリン代がもったいない。

ウォルマートの公式サイト