昨日住民票のある横浜で参院補選の投票を行った。民主党の齋藤氏が衆議院出馬のために辞職したことに伴うものだ。
結果は自民党の元外務大臣川口順子氏(64)が当選した。民主牧山さん(41)、共産細野さん(48)との女性ばかりの三つ巴の選挙だった。
得票数は
川口順子 自民 115万票
牧山弘恵 民主 77万票
細野君枝 共産 38万票
衆院選では「郵政民営化」に賭けて「自民」に敢えて投票した。最早、官僚出身の64歳の女性でもあるまいと思ったが大臣の経歴が幸いして当選した。
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外務大臣時代の影の薄さは際立っていたので失望を通り越し |
て怒りを感じていた人も多かった。しかし、堂々と参議院議員になった。大臣経験が重要であって実績は要らないらしい。成果主義はまだ大臣までは及んでない。日本とはこんな国だ。世界と対等に付き合い、または戦って行けるのか心配だ。
民主と共産の得票を合計すると自民・公明組に十分に対抗できる。民主党にとって共産党はストッパーだ。投票率の低さ(32.75%、cf;衆院選:67.08%)も自公有利に働いた。