東京ミッドタウンサントリー美術館で「BIOMBO/屏風 日本の美」を鑑賞

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東京ミッドタウンサントリー美術館では開館記念特別展ビオンボを10月21日まで行っている。オランダやニューヨークなど世界中へ散ってしまった屏風の名画を集めて里帰り展示を行っている。1対だったと思われる屏風をオランダやアメリカより借りてきて並べて展示していた。装丁などがちぐはぐであったがまさしく同じ絵だった。重要文化財などの名画も沢山あった。

コリドーは和風のテイストだ。表参道ヒルズよりも常識的なデザインだ。こちらの方がテナントの店が良い。ターゲット層にもよるのだろうがヒルズの店は全般にけばい。

ここを見ると高級ショッピングセンターはフランスやイタリアのブランド店をテナントにして箔をつける段階から卒業しつつあると思われた。何はともあれ日本発のブランドがほしいが。これ矛盾かな?

日本発を表に出したデザイナーズショップ。カバンは今一だがお箸専門店や日本人の職人技にモダンなデザイナーの感覚を取り入れた漆等の工芸品は世界に通用する。S.T.デュポンが恐れているのは正しく日本の漆などの工芸の技とデザイン力の一体化だ。

その後「HAL YAMASHITA 東京」へ入ろうと思っていたが満員だったので、ニューヨークでの人気No.1レストラン「Union Square Cafe」の姉妹店「Union Square東京」へ入った。店内はほとんど満員の状態だったが2席だけ空いていた。

妻がシェフお勧めの定食にして私はアラカルトでいろいろ注文して食べた。ビシーソワーズ、カルパッチョと鴨の肉のワイン煮込みをオーダーした。

ワインもフランスのブルゴーニュとボルドーのものをグラスで注文した。料理は結構量が多い。後でギャルソンに聞いたらニューヨーク店はこの倍くらい量があると言っていた。東京の店はさらに希望があれば量を減らすことも出来るそうだ。それなら料金も下げろといっておいた。

三宅一生のプリーツプリーズ(色使いが面白いので写した)

ユビキタスアートツアーを予定していたが18:00時受付が最後で間に合わなかった。もう一度行かなければならない。今夜は庭で能の公演を行っておりユビキタスアートツアーには制限が付くそうだった。帰りに見たので能ももう終わっていたが。

ニッチ(普通開いているニッチがなぜかここではクローズされている。写真を写したら自分が写ってしまった。本来ニッチは狭いけど余裕を感じさせる楽しい空間だ。泥棒よけにガラスで囲って鍵をかけてしまえば余裕どころかなんとなく醜悪さを感じさせる嫌な窓に成り下がってしまった。このミッドタウン企画全体を通して恥の部分だ。そんなに取られるのが怖ければ置かなければよい。しかもガラスで反射して中のオブジェは良く見えない。「来る人を信用してませんよ」といっている様だ。)

7万2,500円のちょっと高い万年筆

庭の風景(というより夜景)

建物の概観(これも夜景)