7日の夜は台風情報を聴きながら午前1時までテレビにかじり付いていた。モチロン「報道のNHK」がほとんどだ。どこどこで風速50メートルだの35.5メートルだのという話が飛び交った。その他にも77歳の老人がはしごを踏み外して怪我をしたとか、何々村では村民13人 3家族が公民館へ自主避難したとかの話に暇がなかった。長時間の流し番組でネタ切れもあるかも知れないがどうでもよい情報は流さないでほしいものだ。NHKの情報収集能力を誇示したいのかもしれないがコストのことも考えるべきだ。
ニュースの軽重とか優先度とか地方限りか全国放映とかの判断を避けているとしか思えない報道が多い。そういえば他の民放の局でもどうでもよいニュースをこれでもかと流している。報道の自由と垂れ流しを誤解している。ニュースのマイナスのインパクトも考えるべきだ。
神奈川県も早くから暴風雨圏に入りずいぶん風が強かったが7時ころにはぴたりと止んだ。すわ台風の目に入ったのかと思ったらなんと台風は御前崎の南方45キロだということだった。
23:30くらいにはまた風はぴたりと止んでこれが台風かと思ったくらいだ。横浜は暴風域に入ると聞いていたのでちょっと気落ちがした。気象予報もフェイルセーフで危険を強調するところはあるのだろうが横浜北西部の青葉区、少なくとも私の居住地区では何も起こらなかった。
自然災害では予測は難しいのかもしれないが正確性も必要だ。暴風と聞いてその備えをしたのに風が吹かなければ次からは狼少年になり暴風と聴いても備えをしなくなってしまう。
我が家では幸いに芝生や階段に落ち葉が吹き寄ったくらいだった。感謝。