北海道へ来た記念に「大倉山シャンツェ」を見学した。ジャンプ競技のスタート地点は標高307mにある。ここから一気に90m滑って・飛ぶ。半端じゃない。上から見下ろすと天国から地獄を覗いているような錯覚に襲われる。
まだ傍観者としてみているので実感は湧かないが実際にジャンパーとしてスタート地点にたったらどんな気持ちだろうかと想像して見た。もっとずっと斜度の少ない八方尾根でさえも上に立つと足がすくんだ。今回の北海道旅行でもっとも感動したスポットだ。
1972(昭和47)年の冬季オリンピック札幌大会90m級ジャンプ(現ラージヒル K点120m)の舞台となった場所だ。
スタート台の上からの写真
ジャンプ競技のスタート地点までペアリフトで上ることができ、展望ラウンジからは札幌市街や雄大な石狩平野を一望できることから、観光客にも人気のスポットになっている。 ホテルオークラや大蔵土木(現大成建設)創業者の大倉喜七郎男爵が最初の建設費は提供したそうだ。