参議院議員選挙に投票した

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今日は参議院議員選挙の投票日だ。良識の府「参議院」だから人格で選ぶのも一つの考えかただと思ったが、未だに55年体制の尾骶骨を引きずった自民党に引導を渡す選挙ともなれば人格などといってはいられない。

参議院の良い所は割と親子代々の2世3世議員が少ないことだ。日本の政治から活力を無くしているのは「地盤・看板・鞄」で侵入者をブロックアウトする2世議員だ。親の代や祖父の代には今の地盤の出身であっても本人は東京生まれの東京育ちで麻布とか卒業して地元とは何の関係も無い。その負い目から必要以上に地元の利益を代表しなければならない。

立候補者(なぜか女性が多い)と投票所風景

参議院では他の分野で実績を挙げた人達が「3バン」がなくても出てこられる。参議院廃止論があるがむしろ衆議院を廃止して参議院に統一した方が良いのではないか。結局民主党の女性候補Mさんに投票した。男性の候補とはキャリアが違っていた。ICUからアメリカの法科大学員を出て、米国司法試験資格を取りニューヨークでローファームに勤務した経験のある人だ。いわゆる政治屋でない所が良い。綺麗な人だがマドンナ候補とはいえないキャリアがある。日本も参議院から政治を変えていく必要がある。

『投票所となったあざみ野中学校』家から2分位の所で課外の運動部やブラバン等の演習の音がいつもうるさい。息子二人がお世話になった。

比例代表は新党日本にした。田中康夫代表のTV討論その他で見せた具体的な提案や問題点の指摘が素晴らしいと思ったからだ。長野県での県知事経験が彼を育てたのだと思う。そういう意味では次の期待は横浜の中田市長だ。この改革は半端なものではない。それこそ体を張った命がけの改革だ。前市長Tの膨大な負の遺産を相当償却し更に「プラス」を生み出している。