今日は東京ビッグサイトで行われたビジネスショウビジネスカンファレンスで慶応大学徳田教授の講演「ユビキタス技術のインパクト」を聴いた。
1.講演の概要
・A Big Picture
・先端技術のインパクト(位置情報、センサーネットワーク、スマートオブジェクトモデル)
・ユビキタスビジネスモデル
・将来展望と課題
・ユビキタスベストプラクティス2007: http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070601_2.html
2.COE(Center Of Excellence):世界最先端の研究拠点の意味
日本がアメリカのモデルを真似て、韓国が日本のモデルを真似たそうだ。「創造は模倣から始まる」と言われているがあまり聴きたくない言葉だ。
3.国の成長へのICTの貢献度の測定
アメリカでは10%と試算されているようだ。日本には試算も無い。
4.ユビキタスモデル
(1)でもでもモデル
・いつでも・どこでも・誰でも
(2)だけだけサービス
・今だけ・ここだけ・私だけ
5.ユビキタスで実現したファンクション
(1)人とモノの状況の理解→気の利いたサービス
・リアルタイムトレーサビリティの向上(人・もの・場所)
・スマートサービスの出現(無線高速通信、決済サービス)
6.ビジネス空間
(1)バーチャル空間
・Webサービス、セコンド空間
(2)リアル空間
・実際に生活している空間
(3)リアルとバーチャルの結合
例;Googleモデル・双方の空間を結合して攻める・・Google Earth、Googleのシアトルでのホットスポット展開
7.展望と課題
・メディア的側面マクルーハンの理論「それは何を強化して強調するのか?それは何を衰退させて、何に取って代わるのか?それはかって衰退した何を回復するのか?」
今又「ルネートル」している懐かしい「マクルーハン理論」を紹介して講演は終わった。アナクロか?