地域「台湾」の実力を正当に理解している日本人は決して多くない。私もその一人だったが「COMPUTEX TAIPEI 2007」へ出席することになり調べていく内に空恐ろしくなった。
特にITのハードウェアに関して多くの分野で世界一だ。それもご丁寧に断トツの世界一だ。高速自動車道路でも市内の道路でも実に立派だ。郊外では片側6車線もある。先般高速道路で台湾空軍が離着陸訓練をしてニュースをTVで見たがこれなら出来ると納得した。
以下に「COMPUTEX TAIPEI 2007」ホームページからの概要紹介をコピーします。
『 IT産業では台湾は世界のリーダー
台湾は、生産量、生産額、マーケットシェアにおける多数の世界ランキングをマークしており、小さい島ながら、強力なダイナモとして、IT産業の錚々たる大企業に対してコンサルタントの役割を果たしております。
1 |
IT産業における台湾のグローバルランキング |
生産額または生産量 (世界市場におけるシェア)
1 |
IC |
第一位
ファンドリ : 89億8300万米ドル (70.8%)
マスク ROM: 2億7100万米ドル (89.7%)
IC パッケージ : 34億1900万米ドル (36.0%)
第二位
IC の設計 : 55億2900万米ドル (28.7%)
第三位
DRAM : 31億9200万米ドル (19.1%)
1 |
ネットワーク製品 |
第一位
NIC : 1億530万米ドル (15%)
SOHO用ルーター : 7億5360万米ドル (57%)
ハブ : 7890万米ドル (95%)
無線LAN : 56,800,000 pcs. (95%)
ADSL モデム : 6億5800万米ドル (37%); 15,732,000 pcs. (65%)
ケーブルモデム : 2億9000M (41%)
アナログモデム : 2億6600M (52%)
LAN スィッチ : 5億8890万米ドル (12%); 71,727,000 pcs. (43%)
コンピュータおよび周辺機器
第一位
ノートパソコン : 168億900万米ドル (67.2%)
液晶モニター : 99億7100万米ドル (65.9%)
注 : 海外生産を含む 資料提供 : 工業研究院 (IEK-ITIS) 』
注:pcsは個数、物量でのシェアの方が大きい。小物に強い。