白百合学園新校舎建築現場へ騒音計設置

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近所を散歩していたら白百合学園の新校舎建築現場へ行き当たった。「又建設騒音かよ」と思ってよく見たら騒音計が設置されていた。建築会社の意図は良く分からないが多分「我々はこんなに廻りに与える騒音にも気を配ってやってるんですよ」くらいの所かなと思った。

白百合学園の一寸お洒落な校舎と新校舎建設現場

しかし良く見るとなんと常時80dBを越える騒音を発生していた。これでは意図の如何を問わずバッシングのネタを与え続けているに等しい。騒音計も付けて気配りをしているのだから免責になって当然とでも思っているのかな?土建屋とは不思議な生き物だ。形だけ付ければ何をしても良いと思っているらしい。問題は騒音を出さないことなのだ。中味も考えないで箱物を平気で作り続ける感覚はコンテンツの時代には相当ビハインドしている。

東京都知事に立候補された方が作った新国立美術館には常設の展示物がない。日本全国に雨後の竹の子のように立てられた公立の博物館や美術館の「日本国立版」だ。外国の著名な美術館は収蔵品が多すぎて、展示し切れなくてローテーションを組んで展示している。新国立美術館ではルーブルやプラド、METなどのお蔵入りの収蔵品を絶えず借りてきて展示するのかも知れない。アイデアではあるが余りにも悲しい。多分CIF(借り賃、保険、輸送費用)を考えると相当高価な展示になる。そのお金で日本人の画家を育てたら良いのではないか? ハードからソフトへ!碌な構築物もない国家的なコンプレックスは分からないでもないがどうせやるなら京都の新迎賓館のような和風の建築で日本の巧みの技を継承出来る様にする等の配慮が必要だ。