近所へ用事のついでに小石川後楽園を覗いた

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近所へ用事で出かけたついでに小石川後楽園を覗いてみた。四季折々に美しい風情を楽しませてくれる後楽園ではあるが冬はどうしようもないことを悟った。雪が降れば素晴らしい景観になることは体験済みだが。

黄門梅祭りの看板と庭園設計者「朱舜水」 水戸藩上屋敷図

「黄門様のお庭で梅祭り」と銘打って「梅見の催し」が開かれていたが、ここの庭園の奥にある梅は結構シャビーだ。水戸の偕楽園とは庭園のコンセプトが違う。

このお庭にとっては今が一番寂しい季節だ。侘びの極地だ。枯山水などの「侘び」を中心とした庭ではなく季節の移ろいに回遊の目線の変化を加えて楽しむ庭園だ。これからは春の息吹と新芽や若葉が楽しみだ。

春待つ庭(錦鯉も日向ぼっこ。周りの建物が気になりだした)