会員である異業種交流会「フォーチュン」の2月例会が日本橋で行われた。会員企業の会議室を借りて公認会計士の方から「平成18年税制改正について」のお話を1時間ほど伺った。お話のポイントは3点だ。
1.機関設計
機関設計が柔軟になり、従来は株主総会・取締役会・代表取締役の3点セットが必須だったが、ミニマムでは株主総会と取締役があれば良いことになった。
2.株式
株式の種類が色々増えてしかも自由に組み合わせて発行することが出来るようになった。面白いのは「拒否権付株式」だ。オーナー社長又は会長が日常の運営は息子の社長に任せるが気に食わないことには反対できる権利付の株式だ。相続上は大半の株式を息子に譲っても決定的に重要と思われる案件に対しては自分の影響力をそれこそ死ぬまで行使出来る。
3.その他(役員報酬)
面倒な規定はあるが役員報酬を損金算入出来るようになったことも上げられる。
セミナーと懇親会の風景
その後、近所のフレンチレストラン「オステルリー・ラベイ」でパーティを開いた5,000円会費で一寸安すぎたのかオードブルは余り美味しくなかった。日本食では突き出しだしで、フレンチではオードブルでそのお店の実力が分かると言われている。心配になったが、小牛のワイン煮は結構美味しかった。
ワイン付で5,000円ではお店も気の毒なのかな?実力を発揮出来ない様であった。それこそオードブルだけでも3,4千円するフランス料理店は幾らでもある。この値段では自信がないなら「出来ない」とはっきり言うべきだ。無理な値段で受けておいてお茶を濁すのは誇り高き料理人のすべきことではない。会員はあと3,4千円出してでも美味しいものが食べたいのだ。学生のコンパではない。日本橋でフレンチも場所柄的にはきついなと感じた。