本当は昨日で終わりにする予定だったが、帰り道で出会ってしまった美しい銀杏並木の魅力に負けて今日も又「紅葉狩」に出かけてしまった。昨日はもう暗くて写真は写せなかった。まるで紅葉に取り憑かれたみたいだ。しかし写真を見ると残念ながら実物の感動を切り取れていない。
京都の常寂光寺のウェブサイトでも同じことだが、あれだけの360度周り一面の紅葉の感動を写しこむのは中々難しい。下に常寂光寺のURLを記載しましたのでご覧下さい。実物はこの100倍くらい素晴らしいものです。一度季節に合わせて行かれることをお勧めします。
3丁目シャンゼリーゼ(一寸感じが似ている。似て非なるものだが、私が勝手に名づけた)
今まで紅葉で感動したのは京都の常寂光寺くらいのものだった。地元のひいき目もあるのだろうが「あざみ野の紅葉」も捨てたものじゃない。京都では紅葉の美しさを周りのお寺や借景など全てがバックアップしている。電柱や電線で台無しにされている普通の都会とは趣が違う。
しかし、やっぱり京都へ行きたい。JRの宣伝じゃないが「そうだ 京都、行こう。」って言っても今年の紅葉にはもう間に合わない。多分。 京都のサクラや紅葉の名所にライブカメラを据えつけて誰でもそれを遠隔地でで見て「見ごろを外さずに行ける」ことを提案している。高画質であれば行かなくても済む?それでは誰もカメラは設置しないか。
そういえば最近ドネーションで世界を沸かせているビル・ゲーツは絵画のデジタル映像権を買い漁っていることで有名だ。フランスはこの問題に神経を尖らせている。コンテンツが多い国だから当然だが。日本はおおらかで過去の遺産の多いさにも気付かずにどんどん流出させてしまった。明治以来の伝統だが。結果は世界中に影響を及ぼした。どちらが正解かは一概には言えない。
液晶やプラズマが更に高精細化すれば、自宅の絵画は必要なくなる。配信された映像を表示すれば良いからだ。季節での入替どころか時間ごとに絵を入れ替えることも出来る。絵に合った額縁もつけられる。ビル・ゲーツの自宅はこれらの絵画で一杯だそうだ。もうお金がありすぎて嫌になり寄付したのかと思っていたが、デジタルコンテンツで来世でも金儲けをするつもりなのだろうか。
3丁目の樹木(電柱と電線を避けたらトランスが大きく写った。ままならない)