あざみ野錦秋 最終章

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今日は久しぶりにお天気になったのであざみ野の写真を撮りに出かけた。帰り道で何とも素晴らしい銀杏並木に出会った。今までもこの辺には来ていたが秋の景色を写そうという観点からは見たことは無い。今回初めて「錦秋ハンター」の目で見てみると「あざみ野」は素晴らしい所であることを再発見した。道が広く、街路樹で埋め尽くされている。田園調布や柿の木坂が相続で細分化しているのとは対照的にどんどん大きな家が建っている。

問題は電柱と電線だ。幾ら葉が美しく生い茂っても、紅葉が散り際の美を誇っても電柱と電線が台無しにしてしまう。又更に気になるのは駐車をさせないように置いてある赤色のとんがり帽子状のプラスチックの置物だ。これは東京でも大変気になった。普段歩いているときは余り気にならないが写真を撮ろうとするとしゃしゃり出てきて邪魔だ。開き直って「都会の汚い風景」を写すなら結構題材は豊富だ。

「落葉狼藉」晩秋で樹に残った葉と落ち葉が半々になった

世界的な競争をしている都会では世界市民の住み易さ・快適さ評価でも上位に入らないといけない。今のままではグローバル企業の社員は日本へ転勤したがらなくなってしまう。風が吹けば桶屋が儲かる式に言えば、日本株の評価にも繋がる問題だ。

遅きに失した感はあるが、東京都が都心の3分の一で「電線地中化計画」を発表したのは評価できる。ついでに「景観破壊罪」を新設して景観や環境を壊す人や企業に対して罰金や懲役を課すようにすると良い。景観への関心が高まる。景観についての感じ方には個人差があるので何らかの形で計数化して客観性を持たせる必要はある。「不動産鑑定」が不動産の価値を結構緻密に計数化しているので参考になる。

あざみ野2丁目街路樹