「．NET部会」が大城さんの経営統合されたタイムインターメディア社で開催された。「．NET部会」の会員が30名弱出席した。なぜかいつもより出席率が高い。
TIM社の佐藤社長も出席され、会社を起こした経緯や経営理念、主要商品の商品戦略とうについて熱く語られた。システムのライフタイムソリューションとオープンソーステクノロジーを経営の基盤にすえている日本ではユニークな会社だ。
アメリカでは既にアプリケーションさえもASP提供が進んでいるようなので、日本のIT企業は何時までも一品物のSIに頼っていると又ERP「SAP」の二の舞で「単なる下請け」になってしまう。農耕民族で突出を嫌う気質がトップランナーには向かないのかもしれない。2番目を走ると気が落ち着く？
佐藤社長と大矢常務（肖像権スミマセン。隣におなじみ大城さん）
その後、主要商品である「Kabayaki」「幕の内」「ドダイ」「グルット」について担当役員の方からお話があった。いずれもオープンソースをベースとする自社製品で多くの既存ユーザーを抱えるいわば only one の「キラーパッケージ」だ。
「Kabayaki」
オープンソース全文検索エンジン「Namazu」をベースにした検索システムだ。エンタープライズ版は同義語検索機能も備えた優れものだ。「Kabayaki」試用版ダウンロードサイト
「幕の内」
ウェブサイトメンテナンスのバックヤード機能。ワークフローが組み込まれており、各々が役割に応じて仕事をすれば落ちなくウェブサイトのメンテナンスが出来る。Dream Weaverとも連携している。ダウンロードも出来る。「幕の内」公式ウェブサイト
DODAI
「．NET」によるエンタープライズアプリケーション向けのフレームワークツール。テーブル定義とコード定義から自動的にテーブルを作成。自動化によりTBLの品質が上がりコストが下がる。
その後タイムインターメディア社幹部の方総出で歓迎会をしてくださった。これで、何か有効なタイアップを図らないわけには行かなくなった。大城さんのためにも皆で考えることにした。ほんのりと温かく友好な雰囲気の中、皆が帰途についた。謝謝。