我が家にパークサイドビューオフィス完成

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今まで息子一家に貸していた部屋が彼の海外赴任によって空いた。しばらくは掃除だけで何もしなかった。若干の気分的な余裕が出て来たので大掃除をかけて部屋のリニューアルをした。元々公園に面した我が家の一等地だったので見違えるようなグレードの高い部屋になった。勿体無いのでマスターベッドルームの隅っこにお邪魔していた書斎コーナーを格上げして、この部屋で「パークサイドビューオフィス」として完成させた。

オフィスの朝・昼・夜

ここで仕事をしていると朝夕の犬の散歩に公園へ来ている人が実に多い。元々は大きな樹が鬱蒼と茂る公園だったが横浜の公園課が犯罪を恐れて大部分を切ってしまった。その結果低木が中心になりまるで新しい出来立ての公園のような頼りない存在になった。

オフィスからのビュー

昼間はよく学生の運動部が走りの後での集合場所として又幼稚園児の遊びの場所として使われている。災害時の集合場所にもなっておりコミュニティの重要な拠点だ。INTO COMMUNITY実践の場でもある。

公園の中(公園課が随分景観を壊したが良い所も残っている。銀杏の木の紅葉は黄金色で綺麗だ)

残念ながら近所づきあいは余りない。子供達が就学時には学校友達や集団登下校、PTAといったキーワードで結びついていた。子供達が巣立ってしまうと近所と結びつけるニューロンは何も無くなってしまう。今近所を結びつける最大のテーマは「犬」だ。犬の散歩では老若男女を問わず直ぐにお友達になるようだ。気持ち悪いほどだ。犬を飼わない人はこの輪には入れない。

犬を飼わない人の交流の場が地域にあっても良い。このままでは単なる一軒家の集合している「場所」だ。隣に住んでいて朝夕に会っても挨拶もしない剛の者さえいる。コミュニティの崩壊というよりも元々コミュニティなど無かったのだ。皆忙しく働いており隣の旦那の顔も碌々知らなかった。お互いが引退すれば顔を合わす機会が増えるが最早どうしたら良いのかがわからない。元会社人間には安らぎの時はない。