あざみ野の近くの里山「寺家ふるさと村」へドライブ

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今日は連休の最後で秋晴れだったので近くの里山「寺家ふるさと村」へ車で行った。何時来ても入口が分からない。今回も勘を頼りにやっと「寺家(じげ)ふるさと村」へたどり着いた。里山は連休にあぶれた家族連れで一杯だった。駐車スペースを探すのが大変だった。皆ここでは路上駐車だ。弩派手なMR2が駐車していたので写しておいた。一寸古いがミッドシップエンジン配置でデザイン的にも好きな車だ。トヨタにしては冒険心に富んだナイスカーだった。今はMRSになって残念ながら魅力が落ちた。

収穫の秋で稲がたわわに実っており、傍らでは収穫の真っ最中だった。手仕事の農家も機械化の農家もあった。共通して見られたのは稲を小田木に逆様に吊るして干している点だった。最近は機械で田んぼの中で直接実だけを収穫してその場で袋詰めにしてしまう農家が多いと聞いていたので意外だった。マンガ「美味しんぼ」によれば小田木にかけて稲を干している間にうまみの成分が稲全体から穂の方へ降りて来るそうだ。今の通常のお米はそれをしないので美味くないそうだ。里山の人達は真面目なのだ。

田んぼの側溝などはコンクリートで出来ているだけでなく「飾り石」まで貼ってある。中央の写真の手すりは木材風に加工したコンクリート製だ。何のためにあるのか不明だ。農水予算がここにも生きている。でも見た目には豊かでとても楽しい。お金がある?のは良いことだ。でも写真を撮っていると電柱と電線がウルサイ。

秋空にはトンボが舞い、側溝にはザリガニがおり、子供たちが歓声を上げて取っていた。親もあれこれと自然のことを教えていた。

ここは農業特区ではなくむしろ教育特区で、文部科学省が予算を持つべきである。このような所で子供たちが遊んでいれば、彼らが認めようとしない「虐め」などは無くなるのではないか。自然は誰かと違って「うそ」をつかない。

収穫風景(おじいさんは比較的楽なお米の運搬だ)

ふるさと村の野辺の花

ふるさとの森(とは言っても森の向こうは巨人の高橋の出た桐蔭学園だ。)これからの紅葉が楽しみだ。今は愛想が無い。

お馴染みの熊野神社とお稲荷さん(これは定番だ。入れないと怒られる)