九段下のスターバックスで打ち合わせを終え帰ろうとしていたら消防車がえらい勢いで飛んできた。それも10台もあった。「すわ、大火災！！」と思って私も飛んでいった。ホテルグランドパレスの筋向いのマンションが小火を出していた。最初はかなりの煙が出ていたがすぐに収まった。
ほとんど煙が無くなってからやっとはしご車が車体を固定してブームを出して籠に消防士が二人乗って部屋の近くまで行った。地形の関係で部屋にかごが届く所まではいけない感じだった。火事が発生してからはしご車が部屋近辺まで届くのに随分時間が経っていた。10数分くらい。本格的な火事だったらどうするのかなと思った。
はしご車が車台の固定を始めたときはもうすでに火事は殆ど収まっていた。しかし「これは絶対にやるよな」と思ってみていたら、やはりはしごを伸ばして真似事（OJT）をしていた。現場で、はしごを伸ばして消防士を訓練する絶好の機会だ。消防署はむしろ小火に感謝だ。消火栓からホースを引くのに時間がかかっていた。ホースを引かないで消防士だけが上がっていったようにも見えた。様子見に行った？訓練ならばもっと真剣にやった方が良い。
はしごの先端の籠はだいぶ揺れていた。高所恐怖症の私には見ているだけで空恐ろしくなった。野次馬をやめて直ぐに帰った。いつもデジカメをもっているので直ぐに対処できる。そんなの大したこと無いか？