昨日私が「社外監査役」を務める会社で「株主総会」があり出席した。株主総会は何回出ても緊張するものだ。しかし終わってみると結構どうってことは無いことも多い。
30名ほどの株主と10名ほどの社員株主?が出席した。議事進行は40分ほどで無事終わり、Q&Aで質問が数点出た。質問の主なものは以下の通りだ。
1.海外展開をどう考えているのか?
2.株式の流動性が低いがもっと上げることはできないか?
3.M&Aした子会社の昨年の連結前の単独の売上や利益はどうだったのか?
と言ったものだった。質問件数は4,5件でほど良いものだった。議長が過不足の無い適切な回答をした。
収益性の高い会社で、「配当」も良いので株主には基本的に不満は無い。
総会終了後に役員会を開き、代表取締役の選定、新任役員を含めて役員の坦務その他を決め、一連の株主総会関連行事は無事終了した。
「IR」では「何処まで情報を公開すべきか」は難しい問題だ。公開しすぎれば株主が不安になることもあるし、株主をやめてしまう(株の売却)ことだったありうる。しかしリスクを含んだ問題は公開しないと後で「株主代表訴訟」の対象になったりする。経営者の高度な判断能力が試される場面だ。