ショートステイで小旅行(第3日目:袋田の滝から水戸黄門の西山荘へ)

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袋田の滝

3日目の袋田の滝の温泉から水戸黄門の隠居所「西山荘」へ向かった。西山荘は観光スポットで観光バスが溢れ、団体客が沢山来ていた。今時でも団体で移動する人が結構多いのは驚きだった。

「大日本史」が編纂された所で有名な「西山荘」、天下の副将軍の住まいにしては実に質素な佇まいだった。みどり溢れる周りの景色は人を落ち着かせる清涼の気に満ちていた。こんなところで「晴耕雨読」も悪くないと思った。

鉄道の便は悪いが高速道路なら東京まで2時間弱で行ける距離だ。 昼食を常陸太田の鄙稀なフレンチレストラン「オーベルジーヌ」で取り、高速で東京へ帰った。このレストランは東京芝に本店がありシェフは有名だ。

常磐自動車道は例によってガラガラで超高速で移動できたが、首都高速では渋滞が激しかった。常磐自動車道を高速で移動して稼いだ「糊代」を全部首都高で吐き出した感じだ。

日本の公共システムの非効率の元凶は交通行政だ。信号制御などでも「出来るだけ流そうとする」のではなく反対に「止めよう止めよう」としている。海外の道路をレンタカーなどで走れば一目瞭然だ。

日本は「交通行政後進国」だ。これから脱却しないと日本の未来は無い。車のハードウェアは一流でも、交通制御や物流のシステム・コンセプト・哲学つまりソフトウェアでは二流以下だ。これも官僚支配の結果だ。官僚にはべき論が無い。自分たちの利益が全てだ。