近所の法政大学では新館建設中

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法政大学ではタワーの脇に新館建設中だ。以前あった中学校を買収した敷地に新館を作っている。近所の大学は皆拡張中だ。

新館の建設計画と建設現場

前からある法政大学タワー(トップにはネオンサインもある)

日本歯科大学が新館を建て、東京理科大学が飯田橋の駅ビルと旧住宅公団跡のビルへ入った。少子化などは関係ないようだ。それとも「大学バブル」が進行中なのかもしれない。

「明治大学のリバティータワー、アカデミーコモンに続け」とばかりに拡張中だ。お金は何処から出てくるのか心配だ。先輩がそんなに寄付する訳はないし、銀行の融資に頼っていれば利上げの局面で破綻する危険がある。これからは大学選びも財政面のファンダメンタルズを重視する必要がありそうだ。

大学が装置産業又は不動産屋さんになったのかも知れない。これでは大学の質が上がるわけがない。単なる箱物屋では昔はやってまだ廃れていない「公共工事」みたいなものだ。病気が大学へ転移した?又銀行主導型「大学バブル」か?金余りの局面では投資先の枯渇で問題が起こりやすい。「経営学者」は居ても経営に疎い大学を騙してはいけない。