サンクチュアリにも社会の影

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今日は久しぶりのピーカンでサンクチュアリへ「ユーノス・ロードスター」で又写真を写しに行った。今評判の半藤一利さんの「昭和史」を読んだらどうしても太平洋戦争について実態を知りたくなった。そこで今日はサンクチュアリで「図解雑学太平洋戦争」を読んでいる。

それぞれの海戦や作戦について図解入りで説明がなされている。今半分くらい読んだところだ。一部を除いて負け戦ばかりの解説を読むのは日本人としては実につらい。戦争を指導する(出来る)人間が居なかったことが良く分かる。トップダウンのリーダーシップが求められる戦争に日本人は向かないのだ。農耕民族にはリーダーシップは要らないからだ。隣が田を植えたら自分も植えれば良いのだ。ナツメ社サイト

ところで今日はサンクチュアリの現状を伝えたい。サンクチュアリ農業従事者は結構金持ちだ。

農夫のBMW  2台のベンツを保有する農家 貸家が6軒も農業保有地に家を建てても良いのかな? 

BMWやベンツで畑仕事に来る人も、この敷地内でベンツを2台も持っている家さえある。なぜかダンプカーまで持っている?「土地を売ったのかなー」なんてやっかんでいる。一方で急峻で利用価値がなかった周辺の土地にも家が建ちサンクチュアリは侵食され始めている。まずは景観からだ。

サンクチュアリ間近の民家 野の花 竹の子(見えるかな?)

良い動きとしては小規模の「貸し農園」が定着してきてサラリーマンやリタイア農夫が頑張っている。が、いつまで「農業保有地」としてもつのか実を言えば心配だ。その内ここへマンションが建つのかもしれない。寂しい日本の未来図だ。

野の花   小規模貸し農園(結構野菜の出来が良い)