マンガ『日本の問題(内政編)』を読んだ

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最近結構複雑な問題をマンガで表現するのが一つの流行だ。「日本経済入門」「嫌韓流」など幾らでもある。

日本の国と地方の借金の合計は1,000兆円を超えた。幼児も入れて国民一人当たり800万円、1世帯では2000万円という大変な借金だ。日本のGDPは約500兆円だ。EUの加盟条件は国の借金がGDPの60%までとなっている。日本で言えば300兆円までだ。1,000兆円ではEUには加盟できない。

先進国ではGDP比2%位の公共投資が日本では3倍以上の金が使われている。しかも箱物建設はその後も維持費で財政を苦しめる。

地方を含む公務員総数は400万人でその人件費は40兆円とも言われている。タクシー運転手が朝から晩まで働いて年収300万円と言われている。公用車や市バスの運転手は年収1千万円を超えるといわれる。

日本の政治の病弊は数字で見れば明々白々だ。「小泉改革」はこれらの問題を抜本的に改革したのか、単なる表面的に糊塗しただけなのかは歴史が明らかにする。

次にこのマンガのインデックスを記入しているので興味のある方は是非読んでください。

扶桑社の紹介サイト

1.郵政民営化の背景と課題

2.企業買収についての問題

3.高齢化社会と介護の問題

4.財政悪化と公務員改革についての問題

5.医療制度改革についての問題

6.少子化と子育ての問題

7.教育についての問題

8.年金と社会保険庁についての問題

9.若年雇用とフリーターについての問題

10.地方自治について

11.最新技術とものづくりについての問題

12.環境と食料についての問題

13.政党政治についての問題

日本国民の常識として是非読んでみてください。1時間強で読めます。