「日経ベンチャー」9月号の記事「悔し涙の果てに取り戻した「誇り」」を見て考えた。
かなり前であるが私は一家で当時の神戸銀行OLRTシステム担当のチーフSEとして神戸で3年間を過ごした。
フロインドリーブのイギリス山パンとヒロタのラング・ド・シャ(Langue de chat)は神戸でなければ味わえなかった。一般にはヒロタのマロングラッセが有名。
女性社長の広野道子は半年で営業黒字にし、わずか3年8ヶ月で民事再生を果たした。
店舗の改装と女性の積極的な活用がポイントだった。
店長の8割が女性に!社風は一気に刷新された
社員はヒロタのシュークリームの美味しさを再認識してプライドを取り戻して頑張った。
社長が一人で頑張ったのでは長続きのする再建は難しい。社員一人ひとりのやる気・プライドを喚起して、更に店舗改装、商品の絞込み、社内の雰囲気、人事制度刷新までをやり遂げた広野社長は立派な経営者だ。
今日日の「経営のキーワード」の一つは間違いなく「優秀な女性」の活用だ。